医療費は保険診療と自費診療に分けられます。通常、保険診療と自費診療を同時に行うことは禁止されています。
選定療養は一部の診療行為に対し、国が認定を行ったもので、保険診療と自費診療を同時に行うことを認められたもののことです。
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は、保険診療(手術代金)と自費診療(眼内レンズ代金)を混合することができる選定療養の認定を受けています。
施設によっては多焦点眼内レンズを用いた手術はすべて自費診療としているところと、選定療養としているところがあるのでどちらを行っている病院なのか確認する必要があります。